「ダイドーと父ちゃん」(こだまともこ訳)、第二回JBBY賞を受賞。

 

IBBY(International Board on Books for Young People)は、その活動の一環として、世界中の子どもたちに優れた絵本を紹介しています。

2年に一度、IBBY加盟各国から外国の子どもたちに読んでもらいたい児童書を募り、推薦図書リストを作成しており、IBBY加盟組織であるJBBY(Japanese Board on Books for Young People)は昨年10月に選考会を開き、2010年度の日本からの推薦作品を決定しました。

JBBYは、2008年より「JBBY賞」を設け、これらの推薦作品を日本を代表する児童書として表彰しています。

この度、2010年度のJBBY賞(翻訳作品部門)を、こだまともこさんが翻訳された「ダイドーと父ちゃん」(J・エイキン作 冨山房)が受賞しました。授賞式は2011年3月に日本で行われます。
(JBBYの記事へのリンク)

選考対象は、"翻訳作品部門に限り、翻訳者の全業績を対象に選考し、近年の作品から代表作を1点選ぶ"とされており、受賞作品として「ダイドーと父ちゃん」が選ばれましたが、こだまともこさんは「ウィロビー・チェースのオオカミ」「少女イス 地下の国へ」など、他の「ダイドーの冒険」シリーズも翻訳されています。                          

「ダイドーと父ちゃん」「ダイドーの冒険シリーズ」

ジョーン・エイキン作 こだまともこ訳 定価1910円


成長したダイドーはバタシー公爵となったサイモンと再会。喜びもつかの間、またもや父が仕える辺境伯の悪だくみに巻き込まれていきます。トンネルの開通式に仕組まれた計画とは?果たして王の運命は?胸おどる歴史冒険物語。

この物語は、『ウィロビー・チェースのオオカミ』からはじまるシリーズの一冊ですが、作者はこのシリーズのどの物語も独立したお話として楽しめるように書いてます。


ISBN 978-4-572-00471-0 /小学・高から

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訳者紹介 こだまともこ 小玉知子

東京都生まれ。早稲田大学卒業。文化出版局で雑誌の編集にたずさわったのち、児童図書の翻訳と、創作をはじめる。創作に『3じのおちゃにきてください』(福音館書店)、主な訳書に『3びきのかわいいオオカミ』(冨山房)、『レモネードを作ろう』(徳間書店)、『シュトゥーデルを焼きながら』(偕成社)、『アル・カポネによろしく』(あすなろ書房)、『ピーター・パン イン スカーレット』(小学館)などがある。白百合女子大学講師。

 

「ダイドーの冒険シリーズ」
 

ウィロビー・チェースのオオカミ

舞台は架空の時代のイギリス。できたばかりの英仏海峡トンネルを通って、きびしい冬の寒さに追われたオオカミの大群が、ぞくぞくとイギリスにわたってきていた。ロンドンから遠く離れた、ここウィロビー高原にも腹をすかせたオオカミがうろつきまわっている。ある日、ウィロビー高原にぽつんと建つ広大な屋敷ウィロビー・チェースに、住み込みの家庭教師があらわれて……。

少女イス 地下の国へ

ロンドンの街から、ひとり、またひとりと子
どもたちが消えていく……。ハンメルンの笛吹伝説のように、ロンドンの街から、毎月のように大勢の子どもたちがすがたを消していく。なんとリチャード王の息子までもが行方不明に。子どもたちの行方を追って、ダイドーの妹であるイスは、ひとり「黄金王」の支配する『北の国』へと向かったのだが……。

定価1700円  ISBN978-4-572-00472-7

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定価1910円  ISBN978-4-572-00473-4

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バタシー城の悪者たち

サイモンは画家をめざしてロンドンに下宿するが、下宿の主人トワイト夫婦はイングランド王ジェームズ三世を亡き者にしようと企むハノーヴァー党の一味だった。サイモンは、トワイト氏の娘ダイドーや、幼なじみのソフィーと協力して、王様とバタシー公爵夫妻を救う。

コールド・ショルダー通り

イスは、北の国でめぐりあった従兄弟のアランと、彼の母親を捜しにフォルクストーンへ向かう。だが、母親の姿はなく、どうやら謎の教団と行動を共にしているらしい。

2011年夏頃刊行予定

2011年秋頃刊行予定