古書のはなし

ー書誌学入門ー

長澤規矩也 著

在庫僅少

書誌学の第一人者である著者が、和漢の古書について、わかり易く説いた書誌学入門書。装幀の話、写本の話、刊本の種類、印刷の歴史、 古書の部分的名称、図書・図書学・図書館のほか、多年古書目録の作成に尽くした業績のあとを語り、また埋もれていた近代書誌学者の面影を追録した好書で、 図書関係用語の欠かせない参考書。

 

 

ISBN978-4-572-00763-6 A5判  210ページ

定価(本体価格2.000円+税)

初版1976年11月20日発行

1994年6月15日新装第1刷発行

楠山正雄の戦中・戦後日記

楠山正雄の戦中・戦後日記追補

楠山三香男 編

ISBN978-4-572-00777-3(全2巻箱入り)

ISBN978-4-572-00774-2 / ISBN978-4-572-00776-6(追補版)

四六判 全2巻箱入り

定価(本体価格4,300円+税)〈分売可能〉

定価(本体価格2,000円+税)/定価(本体価格2,300円+税)〈追補版〉

「楠山正雄の戦中・戦後日記」及び「楠山正雄の戦中・戦後日記追補」は、明治から大正、昭和初期と三代にわたる 66 年間を、辞典編集、演劇活動、児童文学と三つの分野で活躍した楠山正雄の生涯をその日記をもとに正雄の三男である楠山三香男が編集したものである。楠山正雄は明治17年(1884)年東京に生まれた。39(1906)年早稲田大学卒業。22歳で早稲田文学社に入社、『文芸百科全書』の編集に携わり完成する。その業績により坪内逍遥の推薦で44(1911)年、冨山房に入社し、大隈重信が主催する雑誌『新日本』の編集主任となる。通巻84号で同誌を終了した後、冨山房社長坂本嘉治馬の依頼に応え、児童向けの叢書「新訳絵入模範家庭文庫」全24冊を編集、自らも「イソップ物語」「日本童話宝玉集」上下「世界童話宝玉集」「少年ルミと母親」を執筆し、児童文学史上に大きな業績を残す。更に編集主任として、「日本家庭大百科事彙」全4巻を昭和6(1931)年に、「国民百科大辞典」全15巻を昭和13(1938)年に完成した。冨山房の創業者坂本嘉治馬と共に名著を世に送り続けた人である。

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